https://www.teamviewer.com/ja/ここ数か月で、PC間、拠点間のリモートアクセスツールをいくつか試してみた
それぞれ目指すところが異なっていて面白い
所感を書いておく
・Microsoft Remote Desktop (MS-RDP)
LAN内のPCのリモート操作用。接続すると接続を受けた側は画面が閉じてしまうので、何をしているのかわからない。これはあくまで「自分の作業PCが遠くにある操作」を基準にしている感じ。
ファイル、クリップボードのコピペもできるし、ローカルドライブの接続もプリンターもつながるし、さすが変態マイクロソフトだ。
Windows10のHomeEditionだと、RDPサーバ機能はサポートしていないんだっけ?
画質はよい。
・SoftEther(ソフトイーサ)
https://www.softether-download.com/ja.aspx?product=softetherリモート接続ソフトではないけど、これ+ MS-RDPを使えば、遠隔地でのPCも操作可能。
ソフトイーサは本当に面白い。
WindowsのHomeを使っていて、リモート機能がない場合、サードパーティのリモート機能を使うことになる。
・RealVNC
https://www.realvnc.com/en/connect/download/vnc/接続先のPCのモニターが、手元にある感じ。つまり、ログインしてなくても画面がつながる。
ディスプレイによっては画面の電源をOFFにできないので、リモートPCの画面が表示されたまま操作することになるので、十分注意されたい。
クラウドサーバーにつないで接続することで、リモート側のファイヤーウォールを気にせずにインターネット経由で使える。
5つのPCの登録までは無料で使える。
画質が乱れることが多い。
・UltraVNC (Viewer/Server)
https://www.uvnc.com/Lan内のPC操作に使う。MS-RDPと同じ立ち位置。RDPサーバ機能のないWindowsでRDPをやりたいならまずこれかな。
今回お試し中の
・TeamViewer
https://www.teamviewer.com/ja/download/windows/「誰かにつないでもらってサポートを受ける」という事をユースケースにきちんと組み込んでいるツールがある(TeamViewer クイックサポート:管理者権限不要← UACが出てきてもキャンセルすること。キャンセルで管理者権限不要モードで利用可能)。
そういう使い方でも安心して誰かの接続を許可できるUIが秀逸。
もちろんそれ以外の使い方も可能
今回はお試しのために、PCを行ったり来たりが面倒だったので
例えば、PC-Aに UltraVNC-Serverを起動させておき、PC-Bから接続・操作、PC-AにTeamViewerを導入して、接続待機モードにしておき、その画面をPC-Bで見ながら、PC-Bでさらに TeamViwerを起動しPC-Aに接続し、どのようになるか確認。
などをやっていました。
誰かのPCをリモートで操作したいけど、相手のPCにまだ何も準備がない
そういう時に手っ取り早く、PCに余計なアプリを追加せず、相手にも受け入れやすい方法はどれかといえば この中だと TeamViewer ですね。
ただし、商用利用が疑われる場合もあるようです。
「商用使用の疑いがあります」/「商用使用が検出されました」と表示されるのはなぜですか?既に接続したい「自分の」PCが遠隔地にいくつかある場合に最適なのは RealVNCですね。
接続先が5台までの制限がありますが。(私はすでに4台ぶん登録してしまった)
TeamViewer(遠隔リモートソフト)、使いすぎると大変なことになります! - 南とかちで遠隔ドーム、家でゴロゴロ天体撮像!!(笑)手間はかかるがソフトイーサ+UltraVNCだったら、無課金最強環境が作れます。
あともう一個試してた!
・
NTT 東日本 - IPA 「シン・テレワークシステム」 新型コロナウイルス対策用 テレワークシステム 緊急構築・無償開放・配布ページこれ以外の上記のアプリ(SoftEther除く)は外国産、なんかいろいろ課金されそうで心配
な面がありますが、こちらは完全国産、無料、国内運用のテレワークシステムです。
管理者権限がなくても、ネットワークに詳しくなくても リモートワーク環境が容易に用意できます。
ただし実証実験のため、突然サービス終了になる場合があります。
#余談1#
UltraVNCのServiceモードでWindows7 をリモート操作しつつ、Windows10 にアップグレード。
アップグレード中の以下のような画面まで、リモートで確認できた(その後切断された)。