2015年11月30日

VPSを CentOS 6 から 7 にバージョンアップを決意したのでバックアップから

決意したのはいいがまずはファイルを全部バックアップすることにした。

以前は VPS内部に自己のディスクイメージを作成するモジュールを入れてバックアップしてみたのだがなんとなくいい感じがしない結果だったため、バックアップを中断。

今回は 老舗の Rsync コマンドを使ってみることにした。

結果的にはVPSから以下のコマンドを実行することでバックアップがうまく動き出した。
(IPアドレスは架空のものです)
rsync -av /home user1@151.373.338.212:/mnt/hgfs/SH1

バックアップは一晩かかりそうなので、以下にいくつか箇条書きでまとめておきます。

環境としては
・さくらのレンタルVPSから 自宅のPCの仮想マシン(CentOS7)にマウントした/mnt/hgfs/SH1 ディレクトリーへバックアップ
・/mnt/hgfs/SH1 は 仮想マシンのホストOSの物理ハードディスクのフォルダ を VmWareの フォルダマッピング機能を使って CentOS7にマウント(すごく簡単で助かる)
・仮想ゲストマシンに物理IPアドレスを設定
・ルーターのIPマスカレード設定で 自宅のグローバルIPのポート22番を開放し、CentOS7に向ける
・CentOS7は 今回のRsyncのために 新規でインストールして建てた
・QNAPにも Rsync できそうだったが、先日の段階で躓いたので確かめていない
・数日前から Rsyncにトライしていて、今日ここまで進んだのは Open Port Check Tool - Test Port Forwarding on Your Router を使って、きちんとポートがあいているかどうかを確認したから
・rsync -ave だとうまくいかなかった。
・先日までは 自宅側のサーバーとして Windows版の DeltaCopy - Rsync for Windows を使って 873番ポートを開けて 試みていたんだけどうまくいっていなかった。
・先日までの時点でいったん 接続先サーバーを覚えてしまっていたようで、今回のCentOSにつなぎかえるために Linux - SSH接続エラー回避方法:.ssh/known_hostsから特定のホストを削除する/削除しないで対処する3つの方法 - Qiita のコマンドを使った。
・リモートホストの前に USER@ で接続先ユーザー名を付けておいたほうがそれ以外の構文のミスに気づきやすいので最初からユーザー指定するほうがいい
・接続先ホストの後ろには :/mnt/hgfs/SH1 のようにバックアップ先ディレクトリを指定する。 バックアップ先サーバーの中で定義した バックアップセクション名称を設定するとこれも 不具合原因を分かりづらくするのでまずは実在するディレクトリを指定してテスト。
・接続元(VPS)の rsync は rsync version 3.0.6 protocol version 30
・接続先(自宅)のそれは rsync version 3.0.9 protocol version 30

・ルーターは2段構成 インターネット>NEC ルーター1>DMZ:Netgenesys ルーター2>VM[CentOS]
ポートを開放するのが面倒臭い。

top2015-11-30_232321.png
↑バックアップ中のプロセス
SSHとRSYNCで30%くらいVPS活動中。

top2-2015-11-30_232748.png
↑受け側(VM)のプロセス。一瞬CPU使用率の高いときにスクリーンショットしてしまったためこうなっているがその後は合計でも30%前後だった。

そうこうしているうちに17GB近くもコピーが進んでいた。インターネット経由なのに結構速いな。
sve-2015-11-30_233310.png

このままにして寝よう。

20151201_002537 寝る前に風呂入って、帰ってきたらバックアップ終わっていた。


sent 40942910646 bytes received 4486045 bytes 7716460.32 bytes/sec
total size is 41237612867 speedup is 1.01
rsync error: some files/attrs were not transferred (see previous errors) (code 23) at main.c(1039) [sender=3.0.6]


全部で40GBほど転送。 いつ終わったのか?よくわからないが、転送レートから逆算すると 5306秒 つまり
1時間と28分と26秒。

転送レートは7.35MB/秒。 今のご時世決して速いわけではないが、十分満足のいく結果となった。

よし、臨時でこしらえたこの 自宅用のCentOS7は rsync 受信用サーバーとして 今後も活用しよう。

今度こそ本当に寝ます。


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