(※ VNC Serverは 個人アカウントなら5台のPCまで導入可能。)
Windowsのリモートデスクトップだと「ログイン」から始めるわけなので、当然ログイン前の画面は見えないし、ログアウトするとリモートデスクトップのセッションは終わってしまう。
Download VNC Server | VNC

リモートデスクトップだと、リモート操作中は本体の画面操作が見えないようになるけど、VNCだと、リモート側で同じ画面が丸見えになる点が大きな違い。 それはメリットでもありデメリットでもあり。
リモートデスクトップでは、LANが基本だから、基本同じねとっワーク内にいることが前提。VPNでもよい。
VNCはインターネット越しの接続が可能。クラウド接続もできるから、接続先のPCのアドレスが分からなくてもアクセス・操作できる。
シンテレワークのアプリもAzureクラウド対応しているし、その辺は一緒。
仕組み的には、抜け穴を接続先のPCから伸ばしている感じ。
接続時の画面音クオリティは、リモートデスクトップのほうがきれい。VNCだと低解像度Jpegぐらいの滲みがある。
VNCだとあたかもそのPCの前にいる感覚で操作できる。リモートデスクトップはやっぱり「リモート操作」感覚。
今回あえて、リモート接続先のPCを、リモート操作だけでWindows10 May 2020にアップグレードしてみた。
もともと SoftEtherでVPNして、リモートデスクトップ操作ができたのでそれ経由でVNCをインストール。
リモートデスクトップ経由で アップグレードを開始したのだけれど、途中でリモートセッションが切れてしまい再ログインできなくなった。
VNCに交代して画面を見るとまさにアップグレード中。こういう画面も見れるのがVNC、と違いがはっきり分かった。
例えばリモートデスクトップでは接続できない以下のような状況でも

VNCなら以下の通り、

こんな感じで、完全リモートで Windows10 May 2020 へバージョンアップ完了した。